歴史とガジェット

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五行説について考えたら日本史の勉強が少し楽しくなった話

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いしかわ
さとし
こんにちは、いしかわさとしです。 

 

幼い頃、『焦点』という番組を見ていまして「腹黒い」という言葉をよく耳にしました。

いしかわ
さとし
おなかをマジックで塗ってるの?
 

 と言葉のそのまんまの意味で捉えていたりしました。

 

しかしご存じ、「意地が悪い性格」の意味であります。由来は諸説あるようですが、一説には魚のサヨリの見た目が綺麗なのに中身は真っ黒だかららしいです。

 

では「腹白」というものがあるかと手元の『日本国語大辞典』を開いてみますと「心中が清く正直であること」と書かれていました。「腹黒」とは真反対の意味ですな。

 

 どうやら単純にカラーを示すだけのものではないらしい...

 

 

本題 

「黒」という語はそれ以外にも、例えば「黒海」で使われていたりします。では、これも海が黒いからかと申しますと、それよりも黒=北の意味がありまして、北にある海っていう意味らしいです。

 

よく考えてみれば北方の神に「玄武」がいたり、黒い石に「玄武岩」というものがあります。

 

では、黒=北の関係はどこにあるのか。これは五行説に由来します。

 

五行説とは中国の思想なんですが、万物は木・火・土・金・水の要素で成り立ってるそうな。

 

 

わけわかめー な人もいると思うのでこのこの5つの要素で面白そうなものを少し抜粋したいと思います。

 

五行
五色
五方 中央 西
十干 甲乙 丙丁 戊己 庚辛 壬癸
五常

 

 さきほど申した黒= 北の関係ができていますね。

 

 

 

日本史に関連して面白そうなのは五色と五常の関係ではないでしょうか。

 

冠位十二階の制という制度を皆さん覚えていらっしゃいますか?

これは「徳・仁・礼・信・義・智」×「大・小」の十二階のランクがありましたね。マニアックですがそれぞれに色がついていて、これが五色に符合するんですね。お手元の資料集で確認してみてください。

 

 

おまけ

高校の歴史からは少しずれるかもしれませんが、五行はそれぞれ兄弟(えと)にわけられ、10の項目ができます。例えば「きのえ(甲)」「きのと(乙)」、「ひのえ(丙)」「ひのと(丁)」...といった具合。これが十干

 

これに十二支がくっついて十干十二支ができあがります。(12×10) / 2 = 60で一周します。

この一周のことを還暦といいます。

 

 

 

歴史って思想と一緒に勉強したらピンとくることがあるかもしれませんよ、っていうお話でした。